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世界の健康と食の安全ニュース

長寿社会の勝ち組になるには(その26): 悪化する緑内障を細胞の内外で制御する抗酸化物質とは

1.東北大学の研究論文は抗酸化力と緑内障重症度の関係緑内障の発症・進行に酸化ストレスが関与する可能性は以前から幾つもの報告がありましたが、東北大学大学院医学系研究科眼科学分野中澤徹教授らは眼圧以外の緑[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

毒性が旨味(うまみ)となるキノコ毒素(mushroom toxin): 食用といえども食べ過ぎは危険

フランスで ジロール(girolle)と呼ばれる天然のアンズタケ(写真上:仏ナント))ヨーロッパ大陸、北米などでも人気の食用キノコ(Cantharellus cibarius)1.食用になるキノコは約[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

アサイー・ベリーの抗酸化作用はビルベリーを凌ぐ

アサイーナ(アサイー・ベリー)の抗酸化作用 赤紫色素は美容と長寿の最強抗酸化ポリフェノール(6) ビルベリーを凌ぐ(しのぐ)最強の抗酸化フルーツ1.アサイー(Euterpe oleraceae)とはア[続きを読む]
オメガ3脂肪酸のニュースと解説

天然魚油のオメガ3脂肪酸はバイオ合成オメガ3とは 効果が異なります: 天然魚油のオメガ3脂肪酸が血圧安定に寄与する

魚油やアザラシから得るオメガ3脂肪酸EPA/DHAの保健効能が謳われるようになったのは古い話ではありません。1960年代後半にデンマークのディーベリ博士(Dr. Jorn Dyerberg)らがグリー[続きを読む]
オメガ3脂肪酸のニュースと解説

オメガ3過剰摂取は逆効果:国立がんセンター(その2)

1. 神話となった、「オメガ3は摂れば摂るほどリスクが下がる」先回ご紹介した「魚介類・オメガ3系脂肪酸摂取とうつ病」のコホート調査では、魚介類やオメガ3系脂肪酸は「摂れば摂るほどリスクが下がる」という[続きを読む]
危険ハーブ、覚醒剤、麻薬

アナボリックステロイド(THGなど)と アンフェタミン 型覚せい剤

2013年7月にドーピングに使われるアナボリックステロイド(蛋白同化ステロイド類)とアンフェタミン (Amphetamine) 型覚せい剤疑惑が再び米国プロスポーツ界で浮上。メジャーリーグベースボール[続きを読む]
危険ハーブ、覚醒剤、麻薬

ステロイドホルモンが過剰免疫作用をコントロールする

ステロイドホルモンは副腎皮質から分泌されることから別名が副腎皮質ホルモン。ステロイドとは生体で合成されるコレステロール、胆汁の胆汁酸に代表される有機化合物の総称。生物の細胞膜の構成に重要な脂質成分であ[続きを読む]
オメガ3脂肪酸のニュースと解説

鬱(うつ)には魚油が効果的: 国立がん研究センター松岡豊博士らのコホート調査

1. 松岡豊博士らがScience誌に新論文を発表国立精神・神経医療研究センター室長兼国立病院機構災害医療センター精神科の松岡豊博士が2017年9月のScience誌(Translational Ps[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

サプリメントの危険性は薬用ハーブの過剰摂食量

長寿社会の勝ち組となるには(その1):健康オタクが癌になり、認知症を防げないなぜ: サプリメントの危険性は薬用ハーブと過剰な摂食量健康に関心が高く、食生活に配慮し、サプリメントも研究し尽くしている人が[続きを読む]
健康と食品の解説

紫外線の8OHdG値増加作用と亜鉛(ジンク)による修復: 不足(Zinc deficiency)が招く癌と感染症 タンパク質、炭水化物、脂肪の代謝にジンクは欠かせません

1. 幹細胞が最も多く存在する皮膚気温が低下して秋らしくなると、紫外線により損傷した肌や髪が気になる方が多いと思います。紫外線暴露過多は全身に拡がりやすい幹細胞的性格を持つ皮膚がんが恐れられていますが[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

細胞老化と癌(その5): 生命誕生と若返り、ポイントは卵胞の再生と活性化

近年の分子細胞遺伝子工学の発展は目覚ましいものがあります。生殖幹細胞系列(germline stem cells)の活動を通して成人女性の誰もが日常的に卵母細胞を生成していることが明らかになりヒトの卵[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

植物の機能性成分(phytochemical)ポリフェノールとは: 細胞を活性化する若返りの抗酸化物質

1.ポリフェノール(polyphenole:poliphenole)とはポリフェノールは,同一分子内に複数のフェノール性水酸基(ヒドロキシ基)をもつ植物成分の総称。ほとんどの植物に含有され、その数は5[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

0-157の集団感染が構造的に発生するアメリカに学ぶ

食牛王国の米国では構造的にO157集団感染が発生しています。1998年から2015年までの全米統計では発生件数19,119件。感染者総数(入院、通院で陽性反応が出た患者のみ)373,531名。入院数1[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

偽健康情報を発信するステマとは

長寿社会の勝ち組となるには(その2更改):メタアナリシスされた健康情報こそ勝ち組長寿への道 信頼できる健康情報はハーバード大学医学部公衆衛生学科、公平な米国HHS発がベスト日本は公平、公正な健康情報を[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

2007年に顕在化した牛乳汚染のヨーネ病は難病のクローン病? 平塚市で雪印の農協牛乳、メグミルク学給62万本を回収

1. ヨーネ病感染牛の牛乳が関東圏に流通神奈川県平塚市でヨーネ病の疑いのある牛からの牛乳が関東圏の学校給食やスーパーに供給されていた事件(62万本を回収)が2007年10月下旬に発生しました。福島県郡[続きを読む]